
さつまいもアナウンサーになるまで
1 お芋は、昔から身近にありました
鹿児島県出身の私にとって、さつまいもは昔から身近な食べもの。
親戚がさつまいも農家をしていて、母もお芋が大好き。
食卓にふかし芋が並ぶことも、当たり前の光景でした。
2 畑を訪ね「食べ物の向こう側」を知りました
アナウンサーになり、農業の現場を訪ねるようになりました。
畑で話を聞き、生産者の方と出会う中で、同じ野菜でも、つくる人や地域によって味わいが違う。そんな発見から、食べものだけでなく、
背景にある人や地域にも興味を持つようになりました。

3 お芋に救われました
仕事に追われ、食事をしても「おいしい」と感じられない時期がありました。でも、そのときに食べた焼き芋が、おいしかった。 涙が出るほどおいしくて「さつまいもって、どんなときも寄り添ってくれるんだ」 と感じました。
お芋に救ってもらったなら、 今度は私がお芋に恩返しをしたい。
4 お芋は家族にも寄り添っていました
祖父の誕生日に、自分で初めて育てたお芋を焼き芋にしたこと。
母が病気になったとき、食事制限がある中でもお芋を食べて笑ってくれたこと。
甥っ子が離乳食で、お芋をたくさん食べてくれたこと。
振り返ると、さつまいもは家族のさまざまな場面に寄り添っていました。
私を救ってくれたと思っていたお芋が、 家族も笑顔にしてくれていました。


5 産地で暮らし、もう1つのお芋の姿を知りました
もっとお芋のことを知りたい。
鹿児島県鹿屋市で地域おこし協力隊として活動しました。
産地で生産者や地域の方と関わる中で、さつまいもが食べものだけでなく、芋焼酎や甘藷でんぷんなど、地域の暮らしや産業に深く根づいていることを知りました。
地域の人にとっての「あたりまえ」が、外から見ると、その土地ならではの魅力になる。
地域の日常にある価値を、外へ伝えることの大切さを学びました。
6 お芋で、人と地域をつなぐ
私が伝えたいのは、さつまいものおいしさだけではありません。
お芋を育てる人。その人が暮らす地域。
そこで受け継がれてきた食文化。
そして、そのお芋を食べる人の笑顔。
アナウンサーとして伝える力、産地で学んだ経験、
野菜ソムリエプロとしての知識を生かして、
「食べてみたい」「会ってみたい」「行ってみたい」
というきっかけをつくっていきたい。
お芋で、人と地域をつなぐ。
それが、私が「さつまいもアナウンサー」として続けていきたい活動です。

